寺瀬 優希 てらせ ゆうき
将来の夢:
東京工業大学 工学院
開邦高校
開邦高校
大学紹介
東京工業大学は、東京都目黒区にある国立大学です。理系の単科大学で、理学院、工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院、情報理工学院、物質理工学院で構成されています。他の大学と違い「〜学部」ではなく、学院という名前になっているのも特徴です。新入生オリエンテーションで聞いたのですが、一年間の授業料が66万円くらいなのに対し、1人の学生にかけているお金は年間500万円くらいらしいです。いい大学ですね。1年の時は学院の区別はほとんどなく教養科目を主に勉強します。この1年生の時の成績で2年次以降の自分の系所属が決まります。(工学院なら情報通信系、機械系、システム制御系、電気電子系、経営工学院から選ぶ。)成績がいいと学院外の系にも所属できます。(転院と呼ばれ、私の代では情報理工学院以外ではあるそうです。)東工大はクオーター制(中高で言う学期みたいなもの)であり、全4クオーターで各クオーターの終盤に期末試験があります。しっかり勉強しないと単位を落として最悪留年するのでしっかり勉強しないといけません。男女比がかなり偏っており、全体の89%くらいが男です。学院ごとにも男女比の幅があり、女子の割合が一番大きいのは生命理工学院で約18%、一番小さいのは情報理工学院で約2%です。部活やサークルは様々で、中高と同様のものから大学にしかないものまであります。ここには書ききれないほどありますが、例として”ロボット技術研究会”や”グライダー部”があります。また大学はかなり広く、端から端まで歩こうとすると10分かかるんじゃないかってくらい広いです。学食もあります留学生も結構見かけます。
大学でやっていること
大学では主に対面授業をやっていて、私は平日水曜日以外大学に行って授業を受けています。(2022年の夏休み以降は対面授業が基本となるので変わってくると思います。)今やっている授業は微分積分、有機化学基礎、無機化学基礎、生命科学基礎など高校との繋がりがあるものから、工学リテラシーや学びのデザインなど大学に入って初めてやるものなど様々です。一番苦戦しているのは力学基礎で、大学物理の難しさを実感しています。微積や化学も大学に入って高校よりも難しくなったと感じています。サークルはバスケ部とデジタル創作研究会とスマブラサークルに所属していますが、忙しくてバスケ部以外ではほとんど活動していません。バスケ部は週3くらいで活動していて、きついですが楽しいです。アルバイトはたまに単発のものをやるくらいですが、夏休みに免許を取ってから本格的にやろうと考えています。
将来の夢、目標と大学での取り組み
明確な将来の夢はまだ決めてはいませんが、東工大が掲げる人物像である卓越した専門性とリーダーシップを身につけるのが大学での目標です。なので大学ではしっかり勉強するようにしています。勉強だけじゃ疲れるので部活や遊びなども楽しんでします。東工大は留学制度が充実しているので、必修科目のない3年の2クオーターに留学するのも目標です。人生における目標は今ある幸せに感謝しながら幸せに生きることです。
高校生、中学生の時期にやっといたほうがいいと思うこと
中学生の皆さんは、ちょっと高校の勉強も先取りした方がいいかもしれません。しかし、勉強も大事
ですが、中学生は学校を楽しむ事も大切だと思います。
高校生の皆さんは、東工大一本に絞るのならば数物化英をめちゃくちゃ勉強してください。共テの勉強は直前と、授業をしっかり聞くくらいでいいと思います。(東工大ならば)高校では先取り学習を!特に数Ⅲを早めにやっておくことをかなりお勧めします。学校の授業通りにやると実力を伸ばせる期間が単純に短くなってしまうからです。私はほとんど学校の授業通りにやって高3の夏休みに数Ⅲを終えましたが、結構きつかったです。先取り学習しないと合格できないと言うわけではないですが、やっといた方が後悔しないと思います。これは東工大だけでなく理系大学のほとんどに通じることだと感じます。また、赤本をぜひ活用してほしいです。実力がついていようがついていまいがとりあえず解いてみろ!と言うわけではなく最初のページにある”傾向と対策”だけでも見て欲しいです。例えば、東工大だとコンデンサーは抑えたほうがいいだとか、整数は抑えた方がいいだとか、原子は優先順位低めにしていいだとかが分かります。傾向と対策は早めに押さえれば早めに抑えるほど合格率が上がると思います。そのくらい大事です。
勉強は関係ないですが、告白は早めにした方がいいです。受験シーズンが来る前に。
大学選び
私の場合は祖母の家から一番近い大学であることと、工学の分野のトップクラスであることから東工大を選びました。自分が後悔しないような道を行くのがいいと思います。でも、1点だけ高校生の頃に見逃しがちな大学選びの重要な要素があります。家の近さです。私は徒歩10分で大学に行けるので大学へ行く面倒くささは感じませんが、電車で片道1時間半かけて通っている友達は大学へ来る気が無くなってくるとぼやいていました。自分のモチベによって通学時間は考えた方がいいです。
最後に
このレポートを見た君は確実に大学への合格率が上がっています!努力はやった分実力になるので、学校を楽しみながら勉強頑張ってください。東京からひっそりと皆さんを応援しています。