沖縄の塾 津田塾

濱島 美結 はまじま みゆ

将来の夢:

琉球大学 医学部 医学科
昭和薬科大学附属高校

昭和薬科大学附属中・高校

皆さんこんにちは、琉球大学医学部医学科一年の濱島美結です。
これから、私が通う琉球大学の魅力や、大学生活について紹介しようと思います。
琉球大学は沖縄県内で唯一の国立大学で、キャンパスは千原キャンパスと上原キャンパスの二つに分かれています。上原キャンパスには琉大病院が併設されており、私たち医学部の学生は普段、この上原キャンパスで講義を受けています。今年入学した医学科一年生の人数は120人前後で、そのうち半数ほどが県外出身の学生です。また学生の年齢層も幅広く、大学では様々な人と関わり、共に学ぶことができます。

琉球大学医学部の最大の特徴としては、教育のカリキュラムが他大学と比べて早い。ということが挙げられます。医学部は基本的に六年制のため、ほとんどの大学では一、二年生の間は共通教養として医学以外の、自分の興味の持った科目や講義を受講します。しかし琉球大学では、一年生の前期において他の学部の学生と共に共通教養の科目を学びながら、同時に医学の専門科目も学び始めます。さらに一年生の後期になると共通教養の科目はなくなり、ほとんどが医学専門の講義となります。この頃から、解剖学実習や組織学実習などのような実技的な講義も始まります。このように学生の早いうちから専門的な医療に触れ、実践的に学ぶことができるので、大学に入ってすぐに専門的な医学を学びたい!という人には琉球大学の医学部がおすすめです。

またコロナ禍の大学生活において、前期の間は講義がほとんどオンラインで行われたり、部活動に制限がかかっていたりなどであまり大学のキャンパスに行くことがなかったため、他の学生と交流することが少なかったです。後期になってくると、講義は実習が増えるため、毎日大学に行って対面で受けることも多くなったし、感染者の減少から部活動も再開、さらに今年は年に一度ある「琉大祭」が三年ぶりに開催されました。今ではコロナ禍前のような環境に少しずつ近づいてきており、新しい友人たちと毎日楽しく、充実した大学生活を送ることができています。

最後に、受験生の皆さんに向けて。なかなか成績が上がらなかったり、今の勉強法を続けて本当にいいのか迷ったりすることは多くあると思います。そんな時は、迷わず周囲の人に頼ってください。津田塾の先生やチューター、学校の先生や友人、先輩など、皆さんの勉強に向き合う姿を応援してくれる人はたくさんいます。私自身、少しでもわからない問題や疑問に思ったことなどはすぐに先生やチューターに質問していましたし、勉強法や日常生活で不安なことなどの相談にもたくさん乗ってもらいました。受験期はひたすら勉強するだけでなく、一つの結果に一喜一憂しないメンタル管理なども大事です。たとえ壁にぶつかって、自分にはできないかもしれない。と思っても、周囲の人の支えから再び目標に向けて頑張ることができます。受験生の皆さんは、日々多くの方々に支えられていることに感謝しながら、頑張って最後まで諦めずに突き進んでほしいです!