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銘苅 円花 めかる まどか

将来の夢:

琉球大学 医学部 医学科
沖縄尚学高校

浦城小
沖縄尚学中
沖縄尚学高校
琉球大学 医学部 医学科

こんにちは。琉球大学医学部医学科一年次の銘苅円花です。
これから、私が通う琉球大学と、大学生活について紹介します。琉球大学は沖縄県西原町にある国立大学で、日本最南端かつ最西端の総合大学です。千原キャンパスと上原キャンパスに分かれており、私が所属する医学部は上原キャンパスにあります。
次に、大学生活について紹介します。医学部医学科一年次の学生は約120名で、その約半分が県外出身です。年齢層も幅広く、様々な人と関わることができます。また、これは最近知って驚いたことなのですが、私の学年は男子よりも女子の方が多いそうです。琉球大学の授業は夏休みを挟んで前期と後期に分かれています。9月下旬頃に夏休みが終わり、後期の授業に突入します。
まず前期の授業について紹介します。医学部医学科では、前期に共通教育といって専門科目ではない授業の単位を指定された数取らなければなりません。それに加えて専門科目の授業も毎日詰まっていました。とても大変でしたが、共通教育からも学ぶことは多かったです。

次に後期の授業について紹介します。一年次の後期からは、解剖実習や組織学実習などの対面で行われる専門科目の授業がメインになっていきます。他の大学では二年次に解剖実習があることが多い印象ですが、琉球大学では一年次に解剖実習があり、早い段階から本格的に医学を学ぶことができます。前期はほとんどオンライン授業だったので、同級生と話す機会は少なかったのですが、後期は対面授業が多いので、もっとたくさんの人と関わっていけると思うとわくわくします。率直に言うと、医学部は想像よりもずっと大変です。その分、仲間と協力して乗り越えていく達成感はとても大きいです。わからないところを友達と教えあって楽しく勉強しています。
最後に受験生の皆さんに向けたお話をします。私は一年間の浪人生活を経て琉球大学医学部医学科に進学しました。浪人生活の中で一番感じたのは両親、そして友達のありがたみです。両親のおかげで今私は夢に向かって進むことができています。福岡に進学した親友は、合格祈願のお守りや応援メッセージを送ってくれました。とても支えになり、辛い時も頑張ろうと思えました。受験生の間は、気分が不安定になったり、やる気がなくなったりすることも多いと思います。そんなときに、ぜひ皆さんを支えてくれる人たちのことを思い出して、気持ちを入れ替えてみてください。悩みがあったら、隠さず相談してください。また、最後まで諦めないこと、やってやるぞ!という気持ちも大切です。私も、共通テストの結果にとても落ち込みましたが、最後まであきらめず、気持ちを切り替え、自分の持てる力を出し切ったことで今回合格することができました。ここまでできたのは周りの支えがあったからだと思います。あの時頑張ってよかったと思えるよう、最後まで全力を尽くしてください。皆さんが志望校に合格できるよう祈っております。